投資信託は投資の中では比較的安全です。
それでも当然リスクがあります。
リスクを知ることで心構えもできますし、次の手を打つこともできます。
価格変動リスク
株式の場合、株価は日々変動します。
これは会社が「売り上げ、利益ともに好調」とか「新技術を開発した」とか発表すれば、将来株価が上昇するからいまのうちに買っとけとなり株価が上昇します。
逆に「業績を下方修正します」「新開発は失敗しました」とか発表すると、株主はこの会社に将来性がない、投資できないと判断して株を売るので株価が下がります。
これが株価の変動する理由です。
※会社がいい発表をしても必ず株価が上がるとは限らないし、逆にマイナスな発表をしても株価が下がるとは限りません。株価の変動は様々な要因が複雑に絡み合っているのです。これが株の難しいところです。
それで、投資信託には株価に連動した商品もありますので「業績がいい、これから上がるぞ」と思って購入したら、思惑とは反対にどんどん下がってしまう。
「購入時よりも価格が下がってしまう可能性」を「価格変動リスク」といいます。
カントリーリスク
カントリーリスクとは、その国で戦争・テロ・事件・自然災害などが起きて経済が悪化した場合に価格が下がるリスクをいいます。
また国同士での争いもそうですね。
記憶に新しいといえば、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したり、米中貿易摩擦とかですね。
為替変動リスク
為替変動リスクは外国株や外国株を含む投資信託は注意をした方がいいです。
為替変動が起こる仕組みは、例えば日本の企業がアメリカから牛肉を仕入れたとします。その際の支払いは日本円をドルに換えてドルで支払います。アメリカの企業は日本円で支払われても困りますからね。
ということは日本円を売ってドルを買う→円安ドル高
日本円の価値は下がりドルの価値が上がるということになります。
これが1社ではなく何万何十万という企業が世界中のそれぞれの国で取引をしているので常に為替が変動します。
あと為替変動が起きる大きな原因として、各国が「金利政策」を発表することで起きます。
例えば日本が「金利を上げる」となれば日本円の価値があがるので、各国は日本円を買うようになります。ただ、この辺は難しいのでそういうこともあるんだな~ぐらいでいいと思います。
まとめ
大まかな3つのリスクを紹介しました。
・価格変動リスク
・カントリーリスク
・為替変動リスク
投資を行う際は必ずリスクを伴います。
「なぜ、購入した価格より下がるんだ」
リスクを知ることで安心を得られます。
「まぁそうなるよね」
そもそも私が始めようとしている投資信託は20年という長期投資をしようと考えていますので、目先の変動に惑わされず、計画通り行いたいと思います。
1人でも参考になれば幸いです。
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